当院は、口腔外科を標榜している関係上、顎関節症を主許として来院する患者さんも多く、私自身も、東京医科歯科大学顎関節症外来にて、最新の顎関節治療について研修させていただきました。
実は日本人の3~4割は、顎関節症の初期症状であるクリック音(口を開ける時、顎がカクカク音がする)を持っているそうです。
その中の数パーセントの人が症状が進み、口が開けにくい、口を開けると痛いなどを訴えるようになります。
当院は、口腔外科を標榜している関係上、顎関節症を主許として来院する患者さんも多く、私自身も、東京医科歯科大学顎関節症外来にて、最新の顎関節治療について研修させていただきました。
実は日本人の3~4割は、顎関節症の初期症状であるクリック音(口を開ける時、顎がカクカク音がする)を持っているそうです。
その中の数パーセントの人が症状が進み、口が開けにくい、口を開けると痛いなどを訴えるようになります。
顎関節症の原因は、1つではなく、いくつかの要因が重なって起こることが分かっています。
その中の原因の1つとして最近注目されているのが全身的原因の1つ、TCH(Tooth Contact Habit)です。
日常、上下の歯を噛み合わせることが習慣となっている人は、顎関節に常に力が加わっていることになります。
また上下の歯を噛み合せていると常に口を閉じるための筋肉が疲労してしまいます。
なぜTCHの習慣が付いてしまうのかは、やはり不安、心配などを含めた全身的なストレスであると考えられます。
顎関節の治療はスプリント療法(マウスピースを装着する)、咬合治療など行われてきましたが、先ず、その患者さんの顎関節症の原因をつきとめ、原因を除去することが大切、必要です。
前途した治療も、もちろん現在でも行われていますが、最近は筋機能訓練法という、機能的な治療が主に行われるようになってきています。
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